月刊アームズマガジンオフィシャルショップ

アームズマガジンショップが正規輸入代理を行っている、タクティカルウェアの名門ブランド「5.11 Tactical」ですが、本日はその5.11から、グローバルセールス部門アジア方面担当のブライアン・トリップ氏が池袋店にご来店されました！！




今回の目的は、アジアマーケティングの調査と5.11製品の機能・使い方のレクチャーで、5.11ブランド創設時から現在に至るまでの歴史や商品開発の理念など、メーカーの方からでなければ聞くことのできない貴重なお話を伺うことができました。
5.11製品は特に日本語での商品情報やメーカー情報を得ることが現状では難しいですから、このような機会を得られたことは本当に光栄です。

中でも興味深かったのは、バッグやブーツ、シャツなど色々な商品展開をしている5.11が、最も主軸を置いているジャンルは何かというと、"パンツ"であるということ。
1960年代を代表する米国のロッククライマーであり、5.11創設者のロイヤル・ロビンス氏が、クライミングの際に最適なパンツを開発したことが全ての原点となっているのです。
ウェア関係のメーカー・ブランドはたくさんありますが、パンツに主軸を置いているところは数少ないとのこと。

こだわり満載・多機能な各種パンツのレクチャーもしっかり受けて来ましたので、商品紹介は順次行っていきたいと思っておりますが、今回はブランド名「5.11」の由来を聞くことが出来ましたので、お伝えしたいと思います。

既にご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、5.11とはフリークライミングのグレード（難度の指標）の表記のことで、フリークライミングとは、ロッククライミングの内、用具に頼らず自己の技術と体力で岩を登るものを指します。
現在の世界最難ルートは5.15bで、5.11は中級くらいらしいのですが、以前は5.11が高難易度とされていたようで、それが由来となっているとのことです。

しかし、私自身クライミングの知識は乏しく、「中級とはどれくらいのものなのか？」となってしまいますが、そこをブライアン氏がわかりやすく説明してくれました。

「岩壁を見たときに、"ぱっと見で登ることが困難"と思われ、実際に挑戦した場合に、数名に一人が達成できるくらいの難度」

だそうです！

具体的な例でも、実際に体験してみないことには中々理解は難しいかもしれませんね。


いかがでしたでしょうか。
今後も、アームズマガジンショップでは5.11情報を随時お伝えしていきたいと思っておりますので、宜しくお願い致します！（広瀬）